シュレーディンガー音頭解説

シュレーデインガー音頭の謎に迫る?

1996年作成時の雰囲気を味わって頂くため、敢えて当時のままにしております

 シュレーディンガー音頭の中には物理出身でも分からない高度な知識と理解力、そして表現力が必要とされます。ここでは、基礎から音頭の解説を行いたいと思います。ちなみに単位は卒業単位にはなりません(笑)

「プサイにファイ!」

プサイとはギリシャ文字のψの読み。ファイも同じくφの読みである。最近の調査では大文字シリーズがあるらしい。

「世の中、全て波だらけ!」

量子力学によれば、全ての物質は波で構成されていていると考えられていることを示すくだりです。

「貴方と私のシュレーデインガー」

「誰でもこの音頭によって量子力学の真髄に触れる事が出来る。みんなで踊ろうよ」と誘う踊りです。

「サイン、コサイン、タンジェント!」

三角関数のsin、cos、tanを表します。高校の頃、苦労した方多いのでは?

「井戸型、谷型、周期型!」

シュレーディンガー方程式の例題としてよく出てくる、ポテンシャルの形を表しています。タイプによって境界条件が異なって方程式の解法が異なるのは物理出身者であれば常識でしょう。ちなみに2タイプの踊りがあります。

「ボーズ凝縮」

これは、ボーズ-アインシュタイン凝縮を示しています。

「フェルミ縮退」

フェルミ縮退の際の状態密度関数のグラフの変化を表す。
-------\_______ から-----|________ への 変化です。ここで、横軸は エネルギーで 縦軸は状態密度です。

「ゼーマン」

ゼーマン効果を表す。

「異常ゼーマン」

異常ゼーマン効果を表す。エネルギーバンドが複数表現される。

「超流動」

 超流動物質は粘性ゼロですので、コップに超流動物質を入れても あふれてしまいます。それを体で表わす音頭です。まず、床に寝そべり 「超流動、超流動、、、」のかけ声とともに最寄りの壁にへばりつくように登っていくといくしろものです。いかに、壁にくっつくかがポイントです。

「DNA」

本当は足も交差しなくてはいけないのですが、ここは御愛敬ということで(笑)

「ブラ・ケット」

かのディラックは量子状態をベクトルで表す事を考えた。それがケットベクトル(| >)である。同様に観測による検出操作をブラベクトル(< |)と呼ぶ。このくだりは、1人でも出来ます。

「プロダクト・プロジェクション」

<|> は積だからプロダクト。
|><|が、射影でプロジェクションを表す。1人だとプロジェクションはきついかな。

「経路積分」

<|> と重ねていけば......


FAQ

Q:絵下手ですね?
A:何せ1996年にxpaintとカクカクなマウスで製作ですから。
  スキャナ? タブレット? 個人所有は現実的ではない時代でしたが何か?

Q:字ぐらい文字入力でかけよ
A:当時xpaintの日本語化はされていないのでできません。SGI Indyに入っていた photoshop ですら無理でしたよ。

Q:いまなら可能でしょ。作りなおせよ
A:敢えてそのままにしておく俺達特攻野郎Ψチーム

Q:誤字だらけだね。
A:お察しください…(※2013年さすがに修正しました)

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